ジムⅢパワード参戦
2021年9月16日の木曜日に新機体「ジムⅢパワード」が追加されました。450コストスタートの汎用機で、宇宙適正持ちの地上宇宙両用機です。
ジェダとリックディジェに続く、3週連続での「機動戦士ムーンガンダム」より参戦ですね。
ちなみに今回は半額トークンでレベル1とレベル2を同時にゲットする快挙…。
450コストの環境は….「ガルベー一択」の時代は既に古い話。
既存機体の強化や、新規機体の参戦で環境に変化が生じてきている最中に登場した「ジムⅢパワード」はどうなのか?詳しく解説していきます。
スペックについて

大きな落ち度がなく、むしろ高性能と言った感じ。
スラスピに関しては同コストと比較しても大分早いですね。
スキル

格闘連撃制御が無いのは残念だけど
タックルする為に生まれたかのようなスキル構成に注目
※詳しくは後程…
格闘判定

格闘優先度は中判定です。
カウンター

最近の新機体に多い「弱カウンター」です。
ジムⅢパワードの長所
- タックルに関しては全一の性能
- 接近戦での火力が高い(タックルコンボ込み)
- 即よろけと蓄積よろけの2種類が可能
- スラスタースピードが速い(足回りも優秀)
- ダメージコントロールLv1持ち(130%まで蓄積よろけを耐える)
- アンチ・ジャミング持ち(今の所、需要は少なめ)
- パワーアクセラLv2保有(中判定同士のかち合いや鍔ぜり合い時は有利)
- 細身のヒットボックス
ジムⅢパワードの短所
- 射撃武装の取り回しが若干悪い
- 格闘連撃制御が無い(連続格闘不可)
- 強みを活かす上でタックルに意識が行きやすい(リスクでもある)
- コンセプト上、スラスター値が少なめ
- カウンターが弱い
- 緩衝材のスキルが無い(脚部が折れやすい気がする)
個人的評価

ネタ?いや…
普通に強い部類かと
「タックル革命を起こした偉人(機体)」として、後世に受け継がれる面白い機体ですね。
近接戦闘向きの性能をしていますが、接近が出来ない状況でも、射撃でそれなりに火力が取れる隙が無い機体。大きな落ち度のない装甲は、カスパでも耐久強化が行いやすく、壁汎用として前線を張る事も可能です。
格闘での火力は結構なもの….。機動力とダメコンを活かしてインファイトにも持ち込みやすく(即よろけには無理だけど)、強襲機を捕まえる事が出来る機動力と支援機を守れる対強襲機への護衛力があるので、アンチ強襲機としても活躍出来そう。
中距離でも BR → ジム・ライフル のコンボでダメージを稼ぐことが可能なほか、即よろけのBRと10発でよろけが取れるジム・ライフルの蓄積性能により、よろけを取る手段も揃っています。
更にタックルの性能を活かす事で、火力UP・自衛・支援機の護衛にでも使えて、他の機体には無い「一風変わった面白い強み」が逆に魅力的な機体だと思いますね。
1度のタックルのダメージはN格闘1発分に相当します。格プロ盛りのカスパにすると面白そう….。
タックル系スキルについて解説
日大…じゃなくて、3大タックルスキルを保有している異質な機体。それがジムⅢパワード…

「タックルに命を懸けた様なスキル構成」をしています。
タックルの強みを引き出す際に最も使用するのは、接近戦での「タックルコンボ」が多いでしょう。
ちなみに「タックルコンボ」と言うのは….
格闘 → 任意の方向にブーストキャンセル → タックル → 下格闘で追撃 の手順が一般的。

ドムに関しては、このコンボで飯を食っていると言っても過言では無いですね…。
「強化タックル」や「シールドタックル」のスキルを保有している機体なら強力なコンボなのですが、スラスターの関係上、タックルは1度のみとなり、ブーストキャンセルを絡ませる事によって、スラスターがOHしてタックルが出来ない場合もあります。
ただ..「ジムⅢパワード」に関しては….
インターラプトタックルと瞬間噴射精密制御のスキルにより、スラスターの消費を抑えつつ、スラスターの量によって2度もタックルでダメージを取る事が可能となります。
下格 → タックル → 下格 → タックル の連携が最大で可能。
更に「強化タックルLv5」のスキルにより、N格1発分くらいのダメージを叩き出す事が可能。
N格と下格の火力を2度叩き込む事になり、連撃補正が全くないので、普通の連撃よりも強力。タックルをしている瞬間は無敵なので、通常の連撃とは違ってカットもされません。
タックルの可能性は無限大
この機体だけの専売特許だけでは無いですが、タックルに命を懸けた機体なので、タックルを使わないのは勿体ない。タックルと言う一芸を活かした戦い方を2種類紹介します。
①タックルコンボでの火力底上げ
タックルを組み込むことで、火力の底上げが可能。
- 下格 → タックル → 下格 → タックル
- N格 → 遅らせタックル → ノーキャンBR → N格 → 遅らせタックル → ノーキャンBR → 下格
主な使用はAのコンボがメインでしょう。
また敵とタイマンの状況なら、発射間隔と切替速度が速いBRと合わせる事で、Bの様なコンボで敵の体力を一気に奪う事も可能です。(理論上)
②支援機はタックルを使って守ります!
マニューバーアーマーを保有する強襲機が正面から来た場合でも、ジム・ライフルで蓄積よろけを狙うより、タックルで敵を止める方が確実。タックルならマニューバーがLv2だろうが、格闘だろうが足止め・味方援護の時間稼ぎが可能です。
瞬間噴射精密制御のスキルを保有しているので、タックルした後の択が強くて威力も高め。タックルを本職にするジムⅢパワードにとって、体を張ったマニューバー対策が可能ですね。
アンチ強襲の武装を備えていると言うよりも、タックルを使って味方支援機を護衛。強力なタックルコンボで敵強襲機の装甲を溶かすのも楽しいかも…。
最後に
表紙の「おれはジムが好きなのっ!」と表したタイトルの様に…「おれは(トレーニング)ジムが好きなのっ!」ってな感じで、ジムでパンプアップした肉体で敵にタックルを繰り出す、肉体派ラクビー部の様な機体。
「タックル系汎用機」と言うニュージェネレーションを起こしたこの機体はある意味、環境を変な方向に変えていこうとした機体。バトオペ2を始めたばかりの人が、この機体を一番最初に使ってしまったら、悪影響な気もする….。
個人的に普通に強い機体だと思うので、インターラプトタックルのスキルを体感してみたいと思う人は、是非ガチャで狙ってみてはいかがでしょうか?
また、3週連続で登場した機体の原作…
「機動戦士ムーンガンダム」の作品も非常に素晴らしい。
まだ読んでないと言う人がいましたら、是非読んでみて下さい。お勧めです。